7月中頃から激減
今年の8月は特に暑かったですね。こう暑いと苦労するのがミミズコンポストの夏越えです。ミミズの成育適温は5~25℃と言われているので、気温が日常的に30℃を越え、しかも気温が25℃を下回らない7月後半から8月はミミズコンポストにとって最も厳しい季節だと言えます。夏越えの準備
例年夏越えの準備は気温が25℃を越える頃から行っています。具体的な対策は二つ。一つ目はシェードで影を作ってやること。二つ目は蓋を外し、代わりに遮光ネットを被せてやることです。この二つの作業だけでもミミズ箱の環境はかなり夏の強い日差しに対して耐えてくれるようになります。しかし今年の夏も簡単ではなかった
8月に入り気温35℃を観測する頃、二つのミミズ箱の様子が急変したのです。春先から合計すると毎月8kgほどの生ごみをコンスタントに食べてくれていました。ところが目に見える異変が発生しました。一つ目の異変、かき混ぜるときに重い。
二つ目の異変、ミミズの姿が見えなくなった。
そして招かれざる客のアメリカミズアブ来襲。アメリカミズアブの幼虫を取り除いている過程で、その深刻さを認識することになりました。
リセット
掘っても掘ってもミミズがいない。まさにそんな様相のミミズ箱。ついにリセットを決意しました。二つのミミズ箱から救出できたミミズはわずか100匹程度。ほんの一月前にあれだけいたミミズはどこに行ってしまったのか?小さなミミズも逃さず、時間をかけて救出しました。木製フロースルーは手持ちのココナッツ繊維が足りなくて容量の半分くらい。
プラスチックケースのミミズ箱はリセット後は小さなカゴにエサを入れてやりました。ミミズの数が少ないときによくやる手法です。
カゴを取り出すと、餌の食べ具合やミミズの数を簡単に把握することができて便利です。
さすがにミミズの数が少ないので、緊急に購入することと、プラスチックのみみず御殿2号の運用を取りやめ、木製フロースルーのみみず御殿1号に一本化する事を検討中です。