2007年9月5日水曜日

ミミズコンポストの作り方1 - プラスチック容器編

前のページでお手軽ミミズ箱に挑戦された方は、今度は本格的なミミズコンポスト造りに挑戦しましょう。このページではまずどこででも売っているベランダストッカーを使ったミミズコンポスト造りを説明します。

まずはミミズ箱として使うための容器を用意します。

基本的には深さが30~45cm程度の不透明な容器であれば大丈夫です。深さよりも表面積が広い方がより多くのミミズを飼うことができ、またたくさんの生ゴミを処理することができます。


次に排水のための穴を開けます。

生ゴミの90%は水分です。そうとは知らないうちに底に水がたまり環境が悪化することがあります。そんなことにならないように、小さな水抜きの穴をいくつか開けておきます。


水抜きの穴は、がんばってたくさん開ける必要はありません。ようは水がたまらなければいいのです。ただし数ヶ月以上詰め物を交換しない場合は、底の方が過湿で嫌気状態になってしまうことがありますので、適度にミミズ堆肥を収穫するか、水抜きの穴を多く開けるか、使い方に応じて調整してください。

密閉度の高い容器の場合は蓋にも換気用の穴を開ける必要な場合があります。今回は換気用の穴は開けませんでした。もししばらく運用してみて必要と感じるならそのときに開けても遅くはありません。

換気用の穴は虫の出入り口にもなりますので、開けすぎないように注意しましょう。


排水孔からは余分な水分が排出されます。そのためブロックやレンガなどでミミズ箱を浮かせ、受け皿を置いてください。

この排水は英語で"Compost Tea"と呼ばれ、液肥として使うことが出来ます。適当に薄めて使ってください。市販の液肥と違い有機物を多く含んでいるので長期間保存が出来ません。なるべく早く使い切ってください。


ミミズの住みかとなる詰め物を入れます。

牛糞堆肥・ピートモス・ココナッツ繊維などがお勧めです。どれでも入手しやすい物を使ってください。ホームセンターや100円ショップで売っている圧縮ピート(水で戻して使うピートモスやココナッツ繊維)が使いやすいです。

ミミズは湿ったところでしか生息出来ませんから、軽く握って水がたれない程度に湿らせておいてください。


最後にミミズを入れて完成!

ミミズは通販を利用して500g(約1000匹)程度を入手して始めるのがお勧めです。釣りエサ用のミミズでも構いませんが、数が少ないので軌道に乗るまでに数年かかるかもしれません。


シュレッダーくずや新聞紙を裂いた物をかぶせておくと、ハエなどの産卵防止や水分調整、さらに炭素の供給源としていろいろと役に立ちます。リサイクルに出しにくいクレジットカードの明細などを使うといいでしょう。

なんでもミミズで処理しようと思わずに、リサイクルできる物はリサイクルへ。


夏場はミミズコンポストの中の温度が30度を越えないようにしてください。6月下旬から7月上旬あたりでも気温の高い日には蒸して高温になり、ミミズが溶けてしまった・・・なんてことがあります。

蓋を外して代わりに網をかぶせてもいいですし、すだれを掛けて直射日光を遮るのも効果的です。ただし雨が入らないようにしてください。

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